Lynsey & Andre

LynseyとAndreが出会った夜、二人はそれぞれ別の国を住まいとしていました。
21歳のバースディを祝うLynseyは当時ブリスベンで居を構えるAndreと出会うことになります。
この束の間の出会いはLynseyがニュージーランドに帰国しても冷めやらぬものでした。

二人のコネクションはインスタントで電撃的なものだったのです。バースディの祝いは、遠距離電話で「私達は出会う前からずっと互いのことを知っていたような、気がしました。」と二人。

プロのラグビープレーヤーであるAndreは、ニュージーランド出身。
当時、膝の怪我に苦しんでいた彼のそばにいたいとブリスベンに越してきたLynseyでした。
その一年後にアスリートはイギリスに移りHull FC でプレーすることに。
その6ヶ月後には彼女がその後を追い、それ以来、二人はずっと一緒です。

Lynseyは、ラグジュアリーながらもリラックスしたウエディングにぴったりの2ピースのドレスで輝いています。ボディラインに沿ってゆったりとしたマーメードのボトムには、フローラルモチーフにレース、そしてシークインのトップス。

グルームはベージュのリネンのトラウザーズにロングスリーブのボタンダウンはこなれてチャーミング。
もちろん持ち前のリラックスしたオーラはそのままですが。

‘その日’のウエディングは彼らの文化的なバックグラウンドを反映したのものであること。
それは二人にとって、とても大事なことでした。

ブライズメイドが装うセージグリーンのドレスは夜をタイムレスに彩り、すべてを優美に魅せます。

南国の空の下インド洋に突き出したグラスステージでのセレモニーが終わるや否や家族、友人達の出番。
皆が踊って歌ってやんやの喝采の中、お祭りムードは全開。
伝統的な踊りはマオリのウェディングでは不可欠なもの。

ディナーの前にはAndreの家族がハカを披露して、続いておじいちゃんの心温まる歌声が響きました。
Andre一家によるアイコニックなパフォーマンスはLynseyへのリスペクト、そして新婚の二人への心からの祝福でした。

マオリとサモアンの伝統に彩られた‘その日’の夜は、神々の住む島、トロピカルなクリフサイドがステージです。皆の注目を一身に浴びて、Lynseyがセンターステージへ、サモアンのシバダンスを披露しました。もちろんパートナーへの愛とリスペクトを表すものに他なりません。
ゲストはブライドへの敬意の証として、現金を供し裕福な結婚を体現するのです。

‘その日’のミュートなカラーパレットは、ゲストの陽気なトロピカルな装いで生き生きと、もちろんゲストの太陽のような明るいオーラがその夜を光り輝かせたことは言うまでもありません。「私たちの‘その日’は思っていた以上、それを遥かに超えるものでした。」ブライドは言います。

「夢のようで、言葉では言えないくらい。たくさんのゲストが私に言ったの。‘よくも私の将来のウエディングを台無しにしてくれたわね。だってこんな素晴らしいウエディングは後にも先にもないでしょうから！’」