Asia Marie & Kenny

高校のごく普通の友人関係から始まった二人のジャーニーは15年を経て花開き、息を呑むようなデスティネーション・ウエディングとして実を結びました。それはまるでおとぎ話そのものです。

友達関係からゆっくりと時間をかけてお互いに特別な存在となった二人。どうしようもなくKennyに惹かれていくAsiaでした。親しい仲間が集う同じサークルが、二人がステディな関係になる後押しをしたと言えます。15歳の時のことです。

若いカップルにとって人生は優しいばかりではありませんでした。Kennyは薬学の勉強のためLAへ、遠く離れ離れになる二人。しかし、この距離が二人の愛の灯を消すことはありません。

愛と信頼は揺らぐことなく、毎日のコミュニケーションが遠距離の架け橋に。そして二人の絆は見事持ちこたえたのです。遠距離恋愛が二人の関係をより深いものに、目の前に広がる未来へのジャーニーをより堅固なものにしたのでした。

AsiaとKennyの共通の旅への情熱が、二人のラヴストーリーを描くキャンバスとしてバリへと誘います。やがてデスティネーション・ウエディング、同時に忘れ難いハネムーンへの烈しい憧れとなりました。
とうとう二人は、愛を映す素晴らしいバックドロップ、夢のステージであるTirthaに出会ったのでした。

そして夢見心地のその日がやってきました。アイランドの南端の断崖に佇むTirtha Uluwatu のグラスチャペルで、期待に胸を躍らせKennyはブライドを待ちます。空とインド洋が交わる絶景を目の前に、心が揺さぶられほどの感動を抑えることが出来ないでいました。

祭壇に向かい歩みを進めるAsia。その輝くような美しさが、生涯をかけた愛と献身に至る15年の歳月を思い起こさせます。またこの瞬間は年月を乗り越えた愛のクライマックスであることを。

まっすぐにKennyに向かって歩くAsiaの一歩一歩が二人の物語のメロディーを響かせ、15歳の恋心は、永遠の愛に昇華したことを知るのです。