Sonia & Harrison

日本とベルギーの豊かな文化を纏うSoniaに完璧に魅せられた自身に気がつく彼。二人の愛の物語は、強い意志、共に抱く夢、魔法のような予期せぬ出会いのタペストリー、大陸を越えてあらゆるものが結ぶ美しさを高らかに謳うものでした。

Harryにとって全てが予期せぬ出会いから始まったと言えます。
彼の日本への旅行を知ったSoniaの情熱的な話ぶりにすっかり心を奪われてしまったのです。
たわいのない世間話から始まった二人の旅は、ディナー、ワインと共に深まり花開いていきました。

出会いから３年後、度重なるロックダウンを経て、HarryとSoniaはついにシンガポールの家族と再会することに成功。そのチャンスを逃さずHarryはSoniaにシンガポール植物園でプロポーズしました。

Soniaにとって、彼女の人生に現れたHarryは全くもって予期せぬものでした。いつしか彼のカリスマ、そして自然な会話に魅かれていったのです。ありふれたコーヒー片手の世間話が、これからの人生を運命づける約束になるなんて、誰が予想したことでしょう！

最初は日本でのウエディングを考えていた二人。
調べるうちに、バリのコーストラインに佇む魅力的なTirthaにすっかり心を奪われることに。
息を呑む眺め、日本の伝統的な要素を散りばめた荘厳な建築、Tirthaの魅力は抗い難いものでした。

Soniaの日本の伝統への傾倒は、そこかしこに響き溢れる繊細なデザインに魅せられ、特別な日に相応しいステージとして、ごく自然な選択でした。こうして彼らの夢のウエディングが実現したのです。

セレモニーはGlass Houseにて、繊細で曇りない愛を誓うに相応しいガラスに囲まれたPlumeria Roomで行われました。

ハートオブバリで幕を開けた二人のウエディングは「よくできたおとぎ話」のよう。あらゆる演出は巧みに準備され、二人のラブストーリー、それぞれの異なるバックグランドが見事にブレンドされた空間。

挙式はホワイト、ブラッシュ、エクリュそしてベリーのイロアイノモーヴ、ダスティーローズにくすんだグリーンのハーモニー。Soniaの個性を映す、クラシックでエレガントなアンビアンスを創り出しました。

優雅といえばSonia、彼女が持つのは、ブラッシュなガーデンローズ、エクアドールローズはモーヴ、リシアンサス、ラナンキュラスそしてオールドローズのピンクの色合いのブーケ。

SoniaのヘアピースそしてHarryのブートニアがパーフェクトにマッチ。
その日のフローラルテーマをベニューのそこかしこに映し輝きます。

セレモニーは夢見るよう、ウォークウェイは、その日のカラーパッレトを映した花々で飾られたジオメトリックのピラーで縁取られ、ふんわりと輝くキャンドルが夢見心地のアンビアンスで会場を包みます。
天井の折り鶴は、遊び心いっぱい、まるで絵本から飛び出したようです。

ユニークなウェルカムボードはプールに浮かぶボートにセットアップ。
二人のこれからの旅、船出を表したものです。

レジストレーションテーブルは、花々や二人の写真でデコレート。
アンティークな本や地球儀、トランク達はちょっぴりノスタルジック。

木製アローは、ゲスト達のホームタウンのカリグラフィ、インターナショナルな愛とウエディングの祝祭を高らかに歌います。

Tirtha Uluwatuに到着した皆を迎えたのは、ドラマティックなサンセット。
祝祭はゴールドの色合いが美しい夕べ、大切な家族・友人に囲まれ、愛と喜びに包れました。