Jenny & Bernard

ティーンエージャーの頃からの、いわば幼馴染の二人。
二人の距離は、やむなく遠ざかることはあっても決して消えない強い絆で結ばれたものでした。
友情は、数年に渡り堅固な橋のようにますます深まっていきました。

未曾有の嵐のような2020年、二人の恋の炎は再び激しく燃え盛ることになります。
そして今度こそ互いが運命の人であることを意識したのでした。
パンデミックですら二人の恋の炎を弱めることは出来ません。

スーパーマーケットの通路はロマンティックなデートスポットに。
「じゃあ通路10でね!」パンデミックの世界にあって、彼らの秘密の合言葉になったのでした。

思いもしないプロポーズの幕開けはホリデーシーズン。クリスマスのホームパーティ、片付けをしながらBernardが、カジュアルに言います。ドライブでもしようよ、さあ少しドレスアップして、出かけよう！何も知らないJennyはまだコージーなジムウエアのまま。到着したのはBernardの思い出の地「The Royal National Park in Sydney」でした。

彼が子供の頃、家族と何度も釣りに出かけた、かけがえのない記憶が詰まった大切な場所。そこがプロポーズの地となったのです。Bernardは、何ヶ月も秘密にしてきた指輪を差し出し、これから先大切な人生を共に生きたいとJennyに告げます。Bernardの幼い頃の思い出の地は、今や彼ら二人が未来を共にする、始まりの場所になったのです。

シドニー市内の挙式会場の高騰から、JennyとBernardはディスティネーションウエディングを考え始めました。オーストラリアの外に出れば、同じ予算で、素晴らしいロケーションが自分たちのものになるのです。しかもそれは本当に親しい友人と家族を招いて、より親密な祝祭のチャンスが待っているのです。

パーフェクトな選択肢として急浮上したのがバリ島。アイランドは程よいサイズで、どこにでも行きやすいとJennyは言います。「大事なことは、空港からどこのリゾートへもタクシーで行けるってこと」
ホリデーディスティネーションとしてはあるようでない。そして二人にとって全く新しいアドヴェンチャーでもありました。それがますます彼らを夢中にしたのです。

チャペルがあるリゾート・ティルタは、Jennyのハートを掴んで離しませんでした。オールインクルーシブパッケージは、会場からプランニングまで全て含まれており、ストレスを感じる間もありません。
プランナーの専門性そして先んじて二人をリードするプロフェッショナリズムに心を動かされました。

Bernardの最も忘れ難いモメントは、Jennyが美しいドレスを身につけ、リングベアラーを務める息子とチャペルに歩を進める目のくらむようなシーン、心を打つ瞬間でした。

バリの圧倒的な自然の美しさをさりげなく引き立てるシックでナチュラルなウェディングを夢見ていたJennyとBernard。白を基調にシンプルな花々がアクセント。真のスターは目眩いランドスケープです。

美しい胡蝶蘭そして南国の草木でトロピカルなタッチを纏わせることも忘れずに。このクラシックなエレガンスとバリの風雅のブレンドは、アイランドのナチュラルな魅力を際立たせ、この祝祭が南国の自然と溶け合い、本物であることを確かなものにします。