Diana & Benjamin

二人の出会いはグラフックデザインスクールのオリエンテーションでのこと。
DianaはたちまちBenに夢中になってしまったのです。
彼女は意を決して共通の友人から彼についての情報収集を始めます。
恋の火花は電光石火で、しかもお互いに火花を散らしたのですがBenの方が少し冷静だったかも。

友人たちのマッチメイキングの誘いを断り続けて一年後、二人はクラスメイトに。
Benの注意を惹き話のキッカケになればと可笑しなイラストのTシャツを着たDiana。
その作戦は見事に成功！話しかけるBenにここぞとばかりにInstagramにメッセージを送るDiana。

彼女の壊れたラップトップからたくさんのDMを送った甲斐あって、とうとうBenは放課後のカジュアルな一杯にDianaを誘います。それは初めてのキスの夜でもありました。

彼が私のバースディにプロポーズするまで2年が経っていました。私の友人たちを一同に集め、私の好きなもの、付き合ってまもなく訪れたスポットをめぐる宝探しを企画したんです。

宝探しは彼らの住むアパートメントへ。そこには後にブライズメイドになるBrunoが、Dianaのこれまた大好きなドラマ‘フレンズ’のMonica and Chandler のプロポーズシーンを真似たmarry-meジャイアントバルーンが。涙々そしてたくさんのご馳走がその日の思い出、夢心地でした…”と語る彼女です。

当初、地元でのウエディングを計画した二人でしたが、辿り着いたのはバリでの「その日」でした。
オーストラリアでは、彼女を虜にするものが何も見つからない、何もかもがベーシックでその上やたらに高いもの、としか彼女には映らなかったのです。

デスティネーション・ウエディングに目を向けてみると、ついに彼女の求めている場処を見つけます！
シック、オリエンテッド、それでいてエッジーな彼女の夢が叶うステージ、それがティルタでした。

“最初に目にしたティルタのイメージはMoonlight Gardenにセットされた一対のピーコックチャア。
その瞬間にたちまち「その日」のテーマが私にははっきりと見えたの！それからリサーチを始めて、知れば知るほど、愛は深まり、ティルタの何もかもに虜になったのです。リゾートのあらゆる場所、セットアップは異国情緒と調和を生み、ティルタのシームレスなサービスは心地よさ、安心を与えてくれました。”

彼女のパーソナリティを鮮やかに映し、コンテンポラリーな最新ファッションのガウンで装うブライドに皆、言葉もありません。コルセットは美しいボディーラインを際立たせ、繊細なエンべリッシュメントはガウン全体に施され、深いスリットは、息を呑む美しさ、チャペルレングスのヴェールが花を添えます。淡いベイジュとホワイトで装うグルームは、グルームスメンが装う深い緑とベストマッチングです。

セレモニーの前に、ブライズメイドズと共にゆったりと素敵な時間を過ごしたDiana。
“ベニューは「その日」のテーマに合わせて装い、駆けつけてくれた友人たちのスタイルをさらに引き立たせてくれました。”と彼女は言います。

とびきりファッショナブルなBrideのための「その日」のカラーは、ミュートカラー。
ゲストの面々のカラフルな装いが、ニュートラルなニュアンスの二人を鮮やかに際立たせるのです。

違ったテクスチャーを持つ花々を、ベイジュ、ピンク、グリーンといった「その日」のカラーにまとめたブーケ。父親にエスコートされ、今やバリのアイコンとなったガラスのチャペルを、オーキッドに導かれアルターに歩を進めるDiana。伝統の正装で装うバリの少女を従えた彼女を、愛する皆が見守ります。

“Benと離れて過ごすその日の朝はとても不安でした。だって彼こそがいつだって私を落ち着かせてくれる唯一の人なのだから。チャペルの前に立ち、ゴンが打ち鳴らされる度に耳を澄まし、目を閉じる…すると頭のてっぺんからつま先まで電気が走るように鳥肌が全身を覆うのを感じました。

目を開けると、そこには涙ぐむBen、お互いを見つめ合ったその瞬間は、時間が止まり、永遠のように思えました。それは私の生きてきた中で、最もスピルチュアルでマジカルな時間でした。”

ディナーのデコレーションは、その日のテーマを完璧に映しています。ニュートラルなベイジュはどんな色とも相性が良いですが、その夜は青々とした熱帯のエメラルドグリーンが自然のバックドロップです。

ブライダルテーブルも同じトーンのグリーンのリネンでドレスアッップ。
クリスタルのシャンデリアが会場を究極のエレガンスで包みます。

グランドエントランス

アフターパーティが始まる前には、ブライドはフェザーのミニスカートでグラマーにお召し替え。