Chef Ryoichi Kano with the Tirtha Dining kitchen team, showcasing a collaborative spirit and culinary excellence in Bali.

シェフ加納良一

フレンチの技法を、日本やアジアの豊かな味わいと静かに調和させる——
そんな繊細で深みのある料理を生み出しているのが、日本人シェフ・加納良一。
彼の料理には、ただの技術だけではなく、食材と伝統への深い敬意が込められています。
一皿一皿に滲むのは、シェフ自身のルーツと長年の海外経験、そして料理への変わらぬ情熱。

その感性の源を知るために、私たちはシェフ自身の言葉に耳を傾けます。なぜ彼がこの道を選び、今も変わらず料理に心を注ぐのか——その物語が、料理にさらなる奥行きを与えてくれます。

Chef Ryoichi Kano leads the kitchen at Tirtha Dining, blending precision and artistry in every dish.
Chef Ryoichi Kano, the visionary behind Tirtha Dining.

料理人としての原点

母子家庭で育ち、母が仕事で遅くなる日は、僕が夕食を作っていました。
「美味しい」と言ってくれる母の笑顔が嬉しくて、それがいつしか夢に変わったんです。
もっと美味しいものを作りたい。そして、料理でたくさんの人を幸せにしたい。
その想いが、シェフとしての道を歩み始めるきっかけになりました。

高校卒業後は、19歳でフレンチの修業をスタート。
神戸の名店で経験を積みながら、イタリアでも本格的に学び、イタリアンのシェフとしての道も視野に入れました。その後は日本のクルーズ船で働き、世界中の食材や料理に触れる機会にも恵まれました。もっと広い世界で挑戦してみたいと思い、シンガポールに渡り、新しくオープンしたレストランのヘッドシェフとして就任しました。

A close-up of Chef Ryoichi Kano plating with care during the Tirtha Dining experience in Bali.

世界に認められたフュージョンの感性

シンガポールでは、グルメ誌「Wine & Dine」に取り上げられ、「World Gourmet Summit」をはじめとする様々な賞にノミネートされました。その後、インドネシア・バリ島へとスカウトされ、現在はTirtha Baliのヘッドシェフとして腕をふるっています。

フレンチとイタリアンをベースにしながらも、彼のスタイルは、アジアとフランスをつなぐ“フュージョン”。シンガポールやインドネシアの多彩な味、日本の伝統的な技法も取り入れながら、独自の表現で料理を創作しています。

A refined omakase dish at Tirtha Dining, showcasing seasonal sashimi with artistic Japanese haute cuisine flair.
Perfectly grilled Wagyu beef served at Tirtha Dining, reflecting the elegance of Japanese haute cuisine.

ティルタ ダイニング

バリ・ウルワツの海を望む断崖の上で、加納良一シェフが届けるおまかせコース。
一皿一皿に、季節のリズムと料理への想いが込められた、まさにアートのようなダイニング体験です。日本料理をベースにしながらも、そこに宿るのはフレンチの精緻な技とシェフの感性。
静かで贅沢な空間で、贅沢なひとときをお過ごしください。

※完全予約制/月に数日のみ営業/お席に限りがあるため、3日前までのご予約をおすすめします。

Chef Ryoichi Kano shares stories with guests during the Tirtha Dining omakase experience, adding a personal touch to the evening.

お客様とのコミュニケーション

料理だけでなく、加納シェフ自らテーブルを訪れ、一皿ごとの背景を丁寧にご紹介。

その静かな語り口とあたたかな人柄に、料理への理解と感動が深まります。

味覚だけでなく、「人」とつながることで、特別な時間がさらに記憶に残るものに——。

ぜひTirtha Diningで、心に残る食の体験を。ご予約はこちら、またはInstagramのTirtha Diningで詳細をご覧ください。

もっとチェック